- 児童扶養手当をが減額になると損した気分になる。
- できれば児童扶養手当は満額ほしい。
確かにお仕事がんばって年収アップしたのに、児童扶養手当が減額になると、損した気分になりますよね。
ひとり親は家計を1人で支えなくてはならないので大変です。
児童扶養手当はなるべくたくさんもらいたい、と思うのは当然ですよね。
でも、児童扶養手当が減額になることは、本当に損なのでしょうか?
また児童扶養手当を満額もらうために収入を調整することは意味があるのでしょうか?
児童扶養手当を含めた年収を計算し、児童扶養手当が減額になると損するボーダーラインが存在するのか調べてみました。
すると、確かに損するボーダーラインは存在していました。
児童扶養手当(母子手当)を損せずにもらうボーダーラインについて、まとめましたので、参考にしてください。
- 児童扶養手当を損せずにもらえる所得金額のボーダーライン
- 児童扶養手当を満額もらうために収入を減らす意味はあるのか
児童扶養手当(母子手当)の所得制限
児童扶養手当には所得制限があります。
扶養人数 | 全部支給 | 一部支給 |
---|---|---|
0人 | 49万円 | 192万円 |
1人 | 87万円 | 230万円 |
2人 | 125万円 | 268万円 |
3人 | 163万円 | 306万円 |
4人 | 201万円 | 344万円 |
5人 | 239万円 | 382万円 |
所得は、給与収入から給与所得控除額等を除算(養育費8割は加算)した金額のことです。
詳しくは「児童扶養手当は年収いくらまでもらえる?満額もらうには?年収別に一発確認!」で確認できます。
子どもの人数ごとに、所得制限があります。
この所得制限額を越えなければで、全額もしくは一部支給が受けられます。
児童扶養手当(母子手当)を満額もらえないと損なのか?
児童扶養手当は、所得によって全額受給・一部受給・もらえないという状態になります。
全額(満額)もらえないと損した気分になりますよね。
こちらは、児童扶養手当を含めた年収の推移となります。
※子供1人、養育費なしでざっくり計算をした結果です。
年収400万円くらいにある縦線が子供1人の所得制限です。
確かに所得制限を超えてから、児童扶養手当を含めた年収が下がっています。(最大1万円程度)
ですが全額支給の所得制限130万円付近では右肩上がりのままです。
つまり、児童扶養手当を全額もらいたいから仕事のセーブしても、生活は豊かにならないということです。
児童扶養手当を全額もらえなくても、たくさん働いた方が生活費は増えますし、将来的にも安心ですね。
ただし、一部支給の所得制限付近の年収の場合は、気にして計算してみてください。
児童扶養手当を受給できなくなるだけではなく、母子家庭の支援が受けられなくなるものもあります。
児童扶養手当を受給していることによる支援は、お住まいの地域によっても変わりますので、役所のホームページなどで確認しましょう。
まとめ:児童扶養手当(母子手当)で損をしないための裏ワザ
児童扶養手当を損せずにもらうポーダーラインは、存在しました。
このボーダーラインを少し越えてしまいそうな場合は、以下で収入を調整しましょう!
- 調整できるなら仕事量を減らして所得制限内の収入に調整する。
- 収入をさらに増やすために、副業をしてみる
- 生命保険、地震保険の控除が限度額に達していない場合は、加入を検討してみる
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最後までお読みいただきありがとうございました!