シングルマザーとしての生活は大変ですよね。
便りどころなく、孤軍奮闘している毎日。
そして老後を考えると、「悲惨」の二文字が…
なんとかしなければと。
そして見えてきたのは適切な準備と対策を講じることで、
老後も安心して過ごせるということ。
ここでは、のさなくらの実践例をもとに、
シングルマザーとして老後を豊かにする8つの回避策を紹介します。
シングルマザーの老後は悲惨といわれる理由
経済的な不安
まず、シングルマザーは一人で家庭を支えるため、収入が限られることが多いです。
そのため、
⇒十分な貯蓄が難しく、老後の資金不足が懸念されます。
年金の不足
フルタイムで働けない場合や非正規雇用の場合、年金の積立が不十分になりがちです。
そのため、
⇒老後の収入源としての年金不足に繋がります。
健康問題
子育てや仕事のストレスから、健康を損なうリスクが高くなります。
そのため、
⇒十分な医療費の確保と、老後に健康問題が深刻化する可能性があります。
社会的孤立
育児と仕事の両立に追われ、社会的な繋がりを持つ時間が少なくなります。
そのため、
⇒老後に孤立感を感じる要因となります。
シングルマザーの老後は悲惨といわないためには
シングルマザーとして老後を安心して過ごすためには、早めの準備と計画が重要になります。
以下では、さなくらも実践している具体的な対策を8つ紹介します。
1. 定期的な貯蓄を心がける
定期的な貯蓄の重要性
- 毎月一定額を貯蓄する習慣を持つ
- 自動積立設定などで無理なく貯蓄を続ける
さなくらの実践例
収入を増やすことが難しい場合、固定費を見直すことで、大幅な節約が可能です。
例えば、保険料や通信費など、見直せるものは積極的に検討しましょう。
これは黒字を達成したときの家計簿。
住宅や車関係を減らすことは難しかったですが、
その他の固定費( 保険や通信費)は減らすことができました。
特に保険に関しては代理店から言われたまま契約してしまうと無駄なプランやオプション代を払ってしまっている可能性もありますので、今一度保険の種類をざっと把握して見直すことがよいでしょう。
そして余剰金が出てきたら、パット使うことをこらえて積立に回していきましょう。
今となってはつみたてNISAも貯まってきていて将来楽しみです。
2. 公的年金の確認と増額方法
年金の基礎知識
- 公的年金の受取額を確認し、不足分を補う対策を立てる
- iDeCo(個人型確定拠出年金)や付加年金の加入を検討する
さなくらの実践例
iDeCoを活用し、今は月15,000円ほどそちらへ回し将来の年金を増やす努力をしています。
3. 健康管理と医療費の対策
健康管理の重要性
- 定期的な健康診断を受け、健康を維持する
- 医療保険の見直しを行い、医療費の負担を軽減する
さなくらの実践例
今働いているところの定期的な健康診断を受けています。また自治体がやっているがん検診も割引が効くので積極的に受けています。
とくに乳がん検診は定期的にしたほうがよいです。
乳がんのステージ1になった知人の話ですが、マンモグラフィーを定期的に受けていたものの、たまたまその年だけ受けていなくて、気が付くと右胸にしこりが。
念のため検査してみると、乳がんの結果。
影響が大きかったのはメンタル面でした。がん宣告を受けたあと、しばらく茫然として考えることができなかったそうです。
病院で泣き崩れる知人と支える夫。
その後、右胸全摘を決意し、背中の部位で再建、いまでも治療は続いているとのことです。
このことからわかる通り、シングルマザーは病気をしたときの支えがないので、病気にならないための予防と早期発見が大切だと思います。
お体はほんとご自愛下さい。
4. 住まいの確保とリフォーム
住まいの選択とリフォームの考え方
老後に適した住まいを確保することも重要です。バリアフリーの住宅や地域の環境を考慮した選択をしましょう。
- 老後に適した住まいを選ぶ
- バリアフリーや耐震リフォームを検討する
さなくらの実践例
築40年のマンションから中古マンションに引っ越し、住環境を改善しました。
資金ないし、年収も少なくて無理ー
と思っても以外にローン組めてしまいます。
私の場合、年収は200万円代でしたが、
【フラット35】を利用。用意したお金は10万円だけでいけました。
築年数いっているからちょっと心配になりますが、水回りはリフォーム済み。
修繕費の値上がり分入れても、賃貸より全然安くそして広くてバリアフリー。
なによりも生活レベルがファミリーと同等レベルになれることがうれしいですね。
5. 定期的なスキルアップと副業
スキルアップのメリットと副業の例
新しいスキルを身につけることで、副業や再就職のチャンスが広がります。特に、リモートワークやフリーランスの仕事は柔軟性が高くおすすめです。
- 新しいスキルを身につけることで、副業や再就職のチャンスを広げる
- オンライン講師やフリーライター、手芸品の販売など
さなくらの実践例
在宅ワークとしてオンライン秘書を選び、収入を得ています。
今は正社員(月給)で仕事をしていますが、始めた頃は成果報酬タイプの仕事も受けていました。
副業はこのブログからわずかですが収益を得ています。
収益発生まで時間がかかりますがわずかな空き時間で始められるので、ちょこっと副業としてはよいでしょう。
そんな報酬アップの方法をまとめていますので、ご参考ください。
6. 社会的な繋がりを持つ
社会的孤立を避けるために
社会的な繋がりは、精神的な支えとなり、情報交換の場としても有益です。地域のコミュニティや趣味のサークルに参加しましょう。
さなくらの実践例
最近は娘も大きくなり、仕事以外のそのほかのことに目を向け始めています。
地域のイベントに参加したり、いずれはボランティア活動に参加してもいいかなと。
ただ、まだまだ生活に余裕がないので先の話ですが、徐々に地域と社会的な繋がりを持っていこうと思っています。
7. 子どもの自立を促す
子どもの自立支援
子どもが自立することで、経済的な負担が軽減され、老後の生活も安定します。
教育や職業訓練を通じて、自立をサポートしましょう。
- 教育や職業訓練を通じて、子どもの自立を支援する
さなくらの実践例
娘の進学支援を積極的にしています。
シングルになって、自分でどうにかしなきゃ!と思ったとき、
やったことは勉強で、就職するにしても資格や学歴はあったにこしたことはないなものとわかりました。
将来娘が私みたいに困らないよう、そしてしっかり自立ができるよう、自分を反面教師にしてサポートをしています。
8. 専門家の利用や専門知識を身に着ける
専門家の利用と専門知識の充足
- ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士に相談し、具体的な対策を立てる
- トラブルで困ったら弁護士、司法書士へ相談する
- 困りごとの法律、判例、行政サポートの有無など知識を身に着ける
さなくらの実践例
私は資産運用では素人だったので、ファイナンシャルプランナーの資格をとりました。資産運用や老後の計画を具体的に立てています。
あとお金に困ったら、行政サポートを受けましょう。いろいろあり私は助けられました。
おわりに
計画的な準備と対策を講じることで、
シングルマザーでも安心して老後を迎えることができると思います。
さなくらもまだまだ道半ばですが、すくなくとも「悲惨」といわれる状況ではないです。
これからもどしどしシングルマザーとしての有益な情報とリアルを発信しますので、
皆さんと一緒に充実したシングルマザーの老後を目指しましょう。