2年半前、築40年近いボロマンションから脱出し、
東京で中古マンションを購入しました。
頭金ゼロ。借金あり。
年収200万円台、契約社員。
シングルマザー、両親他界。
マイホームを購入するのに、決して良い条件とは言えませんでした。
家を買うぞ、と決めてから家を購入し引っ越すまで1年半。
まず最初の一歩として、やったことをお話します。
(1)借金を完済する
特に年収が低い方で借金がある場合は、
住宅ローンの審査がかなり厳しいものになるようです。
不動産屋さん曰く、借金があると
年収 - 借金総額 = 住宅ローン審査上の年収
となるそうです。
そのため年収が低く、借金がある場合は、年収を増やすか、借金を減らすか。
できれば両方を目指す必要があります。
家を買うぞと決めたときは、年収200万円にも満たず、
手取月収は16万円くらいでした。
よく家を買うと口にできたな、と思うくらいです。
ちなみに当時、副業もしていたのですが、
雑収入として確定申告をしていました。
あくまでも私のケースでは、となりますが、
雑収入は住宅ローンの審査では年収から除外されてしまいました。
(2)支払遅延をしたことがある人は必須!信用情報の確認
住宅ローンの審査において、信用情報は非常に重要です。
信用情報とは
クレジットカードや割賦販売、各種ローン等の契約について、
契約内容や支払い状況等の客観的な取引事実を登録した個人の情報
支払が一度でも遅れたことがある場合は、
住宅ローンの審査の前に確認したほうがよいかもしれません。
消費者金融やショッピングリボだけではなく、
スマホ本体の分割払いをされている人も、気になる方は確認してみてください。
車を販売している友人から聞いた話ですが、
スマホの支払い遅延でカーローンが組めないことは、あるあるだそうです。
私は、任意整理をしたことがあったため、
自分の状況を確認したく、信用情報の確認をしました。
手数料は2千円くらい。
任意整理をしたのは、10年前で、
結果的には信用情報は問題ありませんでした。
下記のサイトから信用情報の照会が可能です。
CIC (インターネットで開示)
https://www.cic.co.jp/mydata/online/index.html
*郵送、窓口での開示も可。
手数料や必要な書類は各サイトをご確認ください。
(3)勤続年数の影響を気にする
私は、2017年2月に転職をしました。
マイホームを最初に購入しようと考えたのは、2018年の春。
勤続年数1年ちょいのときでした。
そこから1年後、勤続年数2年でしたがマイホーム購入をすることができました。
たった1年で何が変わったのかわかりません。
契約社員であることには変わりはないですしね。
それでも1年前には住宅ローンの仮審査ですらできなかったのに、
1年後には、住宅ローンの本審査が通ったというのは事実です。
年収も多少アップしましたし、借金も返済したという点も大きいと思います。
ただ勤続年数については、不動産屋さんからもアドバイスをいただいたことなので、
考慮はしておいた方が良いと思います。
ただ、収入や貯えに自信がない場合は、気にしたほうが良いかもしれません。
おまけ:シングルマザーが家を買うために必要なのは、お金より知識
シングルマザーにとって、家を買うということは決断すること自体、かなり勇気がいることだと思います。
- 本当に住宅ローンの審査が通るのか。
- 本当に住宅ローンを返済できるのか。
- もし再婚することがあったら、どうするのか。
不安は尽きませんでした。
というより、こんな低収入な自分が家を買えるなんて、
1mmも思っていませんでした。
でもなんで不安なのか・・・
そもそも家を買う知識や情報が足りていないからだったと思います。
お金のことって、友達に相談しづらいですよね。
ましてや、頭金だってないのに相談したところで、止められるだけでしょう。
私はたまたま、友達の知り合いの旦那さんという、
ちょっと遠めの知り合い(ほぼ他人やん)に相談できたことで、自分がすべきことが見えました。
ローンや資産価値とか繰り上げ返済のこととか。
もしこれからマイホーム購入したいなと思っているシングルマザーさんがいたら、
まずは情報を集める、そこからがスタートです。
少しでも参考になったのであれば、幸いです。