シングルマザーの仕事

介護職の資格はシングルマザーにおすすめ?資格学校の実情を教えます!

介護職 資格
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シングルマザーにおすすめな仕事として介護職が紹介されているけど、本当のところきつくないのかな?

これから手に職をつけるために資格をとりたいシングルマザーなら、
選択肢のひとつに介護職を入れている人も少なくないと思います。

さなくら
さなくら
でも介護の仕事って、きつい仕事そうだしつらそう。
資格をとるのも大変そうだし・・・

確かに大変な仕事です。
体力も気力も使います。

それでも高齢化社会のため、需要があるお仕事にはなります。
ではシングルマザーの仕事としておすすめできるかどうか。

介護職の資格学校、
また職業紹介をしていた経験を元に介護の仕事の実情をまとめました。

この記事でわかること
  • シングルマザーに介護職はおすすめできるか
  • 介護の仕事のメリットデメリット
  • 介護の資格は就職に有利なのか。

シングルマザーに介護の仕事はおすすめか?

シングルマザーに介護の仕事はおすすめなのか。
先に回答を言うと、あくまでも私の意見ですが答えは「No」です。

理由は3つ。

  • 夜勤や土日祝日出勤の可能性が高い。
  • 突然の呼出の可能性もある。
  • 未経験者は給与がまだまだ安い。

ただ資格をとっただけで、介護職が未経験なら職場を選りごのみするのは難しいでしょう。

訪問介護をしている友人は、担当している利用者さんからの電話が昼夜に関わらずかかってきていました。

また特別養護老人ホームで勤務していた友人は、夜勤も土日祝日も関係なく働いていました。

これらの友人は独身男性でしたが、やはり大変そうでした。

シングルマザーが同じことをするには、親の協力や夜間でも子供を預ける必要があると思います。

さなくら
さなくら
訪問介護は、パートであれば時間の融通がきくし、良いのでは?

確かに時間の融通はききますが、
1日8時間とかきっかりお仕事ができるとは限らないので、給与は期待できません。

シングルマザーが介護の仕事をするのであれば、老人ホームかせめてデイサービスから始めないと生活ができるレベルにはならないでしょう。

ただ、未経験でも3年ほど経験を積めば、国家資格の介護福祉士の受験ができます。

さらにその先にはケアマネージャーという資格もあり、これらの資格を持っていれば、給与も安定してくるでしょう。

ただし数年は実務経験が必要なうえに、試験の合格率は低く難関です。

ちなみに2018年の介護福祉士の合格率は、

10.1%です!

狭き門ですね。

もちろん介護の仕事は、超高齢化社会には絶対必要なお仕事です。

ただし、シングルマザーがこれから資格をとって仕事を始めるには、ハードルは高めです。

介護の仕事をしたい、という使命感がないとなかなか続けるのは難しいでしょう。

介護職のメリット・デメリット

介護職のメリット

  • 求人数が多いので、選択肢が多い。
  • 利用者様から直接お礼を言われることも多く、やりがいがある。
  • 介護関連の資格が多く、キャリアアップができる。(国家資格も目指せる)
  • 親の介護が必要になった時に、資格や経験が活かせる。

介護職のデメリット

  • 勤務時間が不規則になりがち。
  • 肉体的・精神的に辛いわりに、給与が少ない。
  • 休暇がとりにくい。

体を使う仕事なので、どうしても肉体的・精神的にはつらい仕事です。

ただその分やりがいはあります。

また介護福祉士は国家資格ということで合格するのは難しいですが、資格を持っていることで給与も良くなる可能性が高いです。

介護職の就職活動

まずは資格の学校に通ってそこからの紹介もしくは自分で探していくという方法になります。

ただ、若い方なら無資格で応募して内定をもらってから資格をとるという人もいます。

この場合、会社が資格取得費用を負担してくれるケースもあります

ただこういったケースは多くはないので、介護職を目指すなら、まずは介護職員初任者研修の資格を取ってから就職活動をするのが基本です。

私は介護職の資格を持ってはいませんが、介護職員初任者研修の資格学校で働いていました。

同時に資格取得者への就職のお手伝いもしていました。

資格自体は日本語が理解できて、学校にちゃんと通えば取得は簡単です。

介護職員初任者研修になる前の、ホームヘルパー2級だった頃に比べると確認テストや実技テストもあるので難しくなったように見えますが、不合格者はほとんどいません。

というか、不合格になった人を少なくても私は見たことがありません。

資格を取得すれば仕事につけるか・・・

答えは「半々」です。

介護職はとにかく人手不足ですので、常に求人をしているような状態です。

なので、資格さえ取得すれば選べる仕事は本当に多いです。

ただ、夜勤はいやだ・土日祝日は休みたいとなると、求人はぐっと減ります。

訪問介護だと、担当する利用者によっては日勤のみになる可能性もありますが、施設やデイサービスと違って勤務スケジュールは流動的です。

さなくら
さなくら
担当者する利用者が入院したり逝去されたり・・・

また生活援助(家事など)なのか、身体介護(入浴介助など)なのかによっても時給は変動します。

なので安定したお給料が欲しいなら、デイサービスや老人ホームに勤めた方が良いです。

そうなると土日祝日お休みを希望するのは、難しいです。

私が仕事を紹介していた時に多かったのが、「夜勤はいやだ」ということ。

なのでデイサービスを希望される人が多かったです。
扶養の範囲内で働きたい主婦の方は訪問介護を希望する方が多かったですね。

求人は多いですが、希望通りのものを探すのは難しいかもしれません。

条件選ばずとりあえず仕事がしたいという人であれば、100%に近い確率で仕事に就くことはできると思います。

まとめ

資格があれば、介護職の就職に有利なのは間違いないです。

また介護職の資格は多いので、介護福祉士やケアマネージャーなどキャリアプランもいろいろあるのでやりがいがあります。

今後はますます高齢化社会となっていくので、さらに需要が高くなっていくと思います。

ただシングルマザーにとっては、勤務条件の点で難しさもあります。

夜勤だけでなく、朝早く・夜遅くも働ける環境であれば目指す価値はあると思います。

給与や待遇は会社によって大きく異なります。

未経験だと最初はそれほど高い給与は期待できません。

ただ、経験を積んで介護福祉士やケアマネージャになれれば安定したお給料がもらえる可能性が高いです。

未来の自分のために、いまは苦しくてもがんばろうと思うなら、介護の仕事はおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

さなくらのプロフィール

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40代のシングルマザー。
借金生活から在宅ワークで収入を増やし、子供に「おかえり」と言える環境を実現。
お金と仕事と育児に悩んだ経験をもとに、同じ悩みを持つ方に向けてノウハウを発信しています。
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