シングルマザーの仕事

保険屋の仕事はきつい?それでもシングルマザーが目指すべき5つの理由

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保険レディって、あまりいい印象がない。
保険レディの仕事ってどうなの?

確かに、なりたい職業ではないかもしれません。
もしも死んだら、もしも病気になったら・・・
こんな話ばかりだと、確かに話しててもあまりいい気分しませんよね。

でもちょっと考え方を変えるだけで、シングルマザーならむしろなりたい職業になりますよ。

シングルマザーのあなたが、保険屋を目指したくなる理由を、元保険屋が解説します!

この記事で分かること
  • 保険屋がシングルマザーにおすすめな理由
  • 保険屋のデメリット

シングルマザーが保険屋を目指すべき5つの理由

イメージは最悪な職業ではありますが、やりがいというかメリットはもちろんあります。
特に子育てママにとっては、これらのメリットは生活が一変するくらい大きなものだと思います。

  1. 拘束時間が短い
  2. 保育園からのお迎えコールに怯えなくてすむ
  3. 副業がしやすい
  4. 最悪契約取れなくても、お給料はもらえる
  5. がんばったぶんだけお給料が増える

1.拘束時間が短い

保険レディに限らずですが、営業という仕事は外に出てなんぼです。
お客様に会って初めてお仕事が始まるんですよね。
つまり営業所にはなるべくいない方が仕事をしているように見えます。

なので朝出勤して、そのままお客様のところへ行って、営業所に戻らず直帰なんてことも可能です。
営業所にいない間は、基本的には何をしていても自由です。

自由だからといって、全く仕事をしないと契約取れないのでお給料に影響が出てしまいますけどね^^;

なので、家に帰って昼寝したり、友達とランチしたり、映画を見に行ったり、アルバイトしたり・・・
みんなそれぞれです。

シングルマザーにとって「自由な時間」というのが、どれだけ貴重なものか。

毎日は難しいとしても、家事を仕事中に家に帰ってできるということはかなりストレスから解放されると思います。

それに子供から離れた状態で自分の自由な時間を取れるというのは、普通にフルタイムの仕事をしているママにはなかなかとれない時間なんじゃないでしょうか。

また副業をいつか本業にしたいと思っている人にも保険レディは特におすすめです。

普通の会社員だと副業に力を入れるのは時間的に難しいですよね。

保険レディは拘束時間が短いので、下積み時代を最低限の報酬は保障された状態で過ごせます。

ものは考えようですね。

2.保育園からのお迎えコールに怯えなくてすむ

子供が小さいうちってよく熱を出すし、何かと保育園からお迎えコールが来ますよね。

さなくら
さなくら
うちも月に最低1~2回は保育園から連絡来ましたね^^;

お迎えコールだけならまだしも、朝から体調不良なこともしょっちゅうで毎月お休みをしていました。

保険会社によって規定は対象違うんでしょうが、私が勤めていた保険会社は何回早退してもお給料は減りませんでした

もちろん早退するからって周りに気を使う必要もありません。
だって早退したって誰に迷惑をかけるわけじゃないですからね。堂々と(?)早退していました。

普通の会社だと他の人に仕事を引き継いだりして迷惑をかけるので、お迎えコールがあると憂鬱になるというママ友がほとんどですからね。
本当にありがたかったです。

またキッズ休暇も有給休暇も入社してすぐにもらえたので、欠勤でお給料が減ることもなかったです。
通常有給休暇がもらえるのは勤続6か月以上という会社がほとんどだと思うので、これもありがたかったです。

3.副業がしやすい

保険会社によっても、異なると思いますが保険レディは会社員ではなく個人事業主になります。

つまり、会社に所属してはいるものの、実際は個人商店と同じです。
最低の保障はしてくれるけど、売り上げが少なければ報酬も少なくなります。

個人事業主なので、副業も基本的にはOKです。
私の職場でも、副業している人いました。

すき間時間にできるお仕事って結構あるんですよね。

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あとは、夜のお仕事をしている人もいました。

副業を本業にしたくて退職を申し出たときは、
「保険レディは副業しながらだってできるんだから、とりあえず続けなよ。」と、支店長に止められました。

さなくら
さなくら
まぁ結局辞めることになりましたが(^^;)

とにかく保険レディをしながら、副業をすることで生活の不安を減らすことはできます。

4.最悪契約取れなくても、お給料はもらえる

契約を取れなくてもいいや、という気持ちで仕事をすることはおすすめはしませんが、契約が取れなくてもお給料はもらえます。

お給料は保険会社によって規定が違うと思うので一概には言えませんが、
私が勤めていた保険会社では税込みで10万円はもらえたみたいです。
(ありがたいことに契約がとれない時がなかったので、実際の金額はわからないのですが・・・)

なので1か月とりあえず朝出勤だけはして、あとは遊び呆けていても、パート代くらいはもらえるんですよね。

なので、なかには契約をとれないことを怒られても、せかされても無視をして取れたらラッキーというスタンスでほとんど仕事らしい仕事をせずに在籍している人もいるくらいです。

さなくら
さなくら
ただものすご~く強いハートがないとそれは難しいと思います・・・

5.がんばったぶんだけお給料が増える

がんばった分だけもらえると言っても、自分ががんばったと思うだけではもちろんお給料は増えません。

契約を取れた件数、またその契約の内容によってということです。

特に契約内容が特に大きいと思います。

一概に保険料だけで計算されるわけではないのですが、なるべく高い保険料での契約ほど自分のお給料も増えます

お客様になるべく高い保険料の契約をしてもらうためには、保険ではなくあなたとの信頼関係が大切です。

あなただから、申し込むわ!

こう思ってもらうために、
必要性を説明するだけでなく自分自身を売り込む必要があるんです

高い保険料の保険なんて誰が入るんだ!?と思うかもしれませんが、高い・安いの価値観は人によって違います。

またお客様との付き合いが長く信頼を得られるようになると、びっくりするくらい高い保険料でも即決してくれるくらいです。

残念ながら私はその域に達することはできませんでした。

でもこのご時世でも大ベテランの先輩が長い付き合いのお客様に、
1回説明しただけで1000万円の保険料の終身保険を即決してもらった場面を見たことがあります。

もちろん契約に至るまでに、いろんな努力はされたのだとは思います。

努力がすぐに実る場合もありますがたいていものすごい時間がかかります。
でもその努力がお給料に直結することは間違いないです。

子育てママは、子供が小さい時はなかなか仕事中心の生活は難しいと思います。

子供が熱出てお迎えコールが来たりお休みしなくてはならなかったり。
でもいづれは子供も成長します。

なので子供が成長してから本腰を入れるつもりで、子供が小さいうちはほどほどに仕事をするという仕事量の調整ができるのもメリットではないかと思います。

保険屋のイメージ

保険屋を目指すべき5つの理由をお伝えしましたが、やっぱりデメリットもあります。

ちなみに保険屋ってどんなイメージですか?

  • お昼休みに職場にやってきて、お菓子を配っている人
  • アンケートに答えると景品をあげますよ~と笑顔で近づいてくる人
  • 病気になったら、働けなくなったら・・・など万が一の話を必要ないのに話してくる人

などなど

あまり良いイメージを持っている人は少ないのではないでしょうか。

もちろん、中には保険屋を頼りにされている方や感謝の気持ちを持たれている方もいるかもしれません。

ただ、だいたいにおいてそのような方は病気になったり家族が亡くなったりして、保険金を受け取って助かったという方が多いのではないでしょうか。
そういったこともなく保険屋に感謝の気持ちを持たれている方は本当にまれだと思います。

これから保険屋をやろうとしている方は、まずこのマイナスイメージを少しでも減らす努力から始まるといっても過言ではないと思います。

そのために自分の宣伝をする必要があるんですよね。

さなくら
さなくら
担当が変わりました~、がんばります~

とにかく自分をアピールする日々が続きました。

でも・・・どんなに笑顔で挨拶したって、手土産を持参したって、見向きもされず邪険に扱われることがほとんどです。
目を合わせたら保険を売りつけられる!って思われているんじゃないかと思うくらい。

今まで談笑していた女性陣が私が近づくだけで急に席に戻って仕事し始めたり(笑)
またある時は、開口一番「保険って大嫌いなんだよね」と言われることも。

割り切って、そう思われていることを楽しむ気持ちがないとやってられません。

笑顔で迎えてくれるお客様はだいたい保険にもう加入できない年齢のおじいちゃん・おばあちゃんです。
でもそれがどんなに救いとなっているか・・・

まぁとにかくイメージは最悪な職業であるという自覚は必要だと思います。

最後に・・・私が保険屋を辞めた理由

子育てママにとって、これ以上ないのではないというくらいの環境でお仕事ができるのが保険屋だと思います。
私も勤めている間、これらのメリットにどれだけ助けられたか。

でも・・・私は退職をする道を選びました。
なぜか・・・

  • 夜だろうが土日祝日だろうが、構わずお客様対応しなくちゃならない
  • 持病の腰痛が悪化してしまった

これが退職した理由です。
電話が来るだけならまだしも、お客様に合わせて業務時間外に会いに行く必要もあります。
夜はもちろんですが、日曜日・祝日は保育園がお休みなので子供を預けることができません。

旦那さんやおじいちゃんおばあちゃんなど、保育園以外で預けられるのであれば対応できることもあると思います。
でも私は、シングルマザーな上に両親も他界しているのでそれができませんでした。

じゃあどうしていたか・・・

電話はもちろん対応していました。
子供の泣き声を電話越しに聞こえたのか、気を使ってくれるお客様もいました。

でもお客様に子連れで会いに行くことはできないので、お客様の都合で平日にどうしても変更できない場合は、上司にお願いして対応してもらっていました

私の上司(マネージャー)はとても良い人だったので、快く対応してくれました。
でもほかのマネージャーから、「土日や夜仕事しないなんてありえないよ」と言われたときに退職を決めました。

必ずしも土日や夜に仕事をしないといけないわけではありません。
保険屋は、仕事量を自分で調整できるのがメリットですから。

でもやっぱり会社なので組織単位での目標があります。
その目標を達成するために、個人の目標があります。

仕事量を自分で調整できるとはいえ、目標を達成しない人は厳しい目で見られるのも事実です。
こういった周りから圧をいかに上手にかわすか、気にしないかが長く保険屋をやるためには必要だと思います。

私にはそれができなかった・・・ということです(p_q*)

話を聞き流せる人、割り切ることができる人なら、子育てママには絶対すごい良い環境だと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

さなくらのプロフィール

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40代のシングルマザー。
借金生活から在宅ワークで収入を増やし、子供に「おかえり」と言える環境を実現。
お金と仕事と育児に悩んだ経験をもとに、同じ悩みを持つ方に向けてノウハウを発信しています。
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