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失業手当が減額される基準とは?在宅ワーク・アルバイトはどこまでOK?

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失業手当をもらってるけど、足りないからアルバイトをしたい。
でもアルバイトすると、失業手当が減額されてしまうんじゃ・・・

そんな風に悩んでいませんか?

失業手当を受給しているときでも、働く時間、お給料によっては減額されません。

私が、ハローワークの担当者に在宅ワーク・アルバイトをした時、失業手当が減額になる基準について聞いた内容を解説いたします。

ちなみに私がやっている副業は以下の3つ。
(1)在宅ワーク(ブログアフィリエイト)
(2)ポイントサイト
(3)FX

上記に加えてアルバイトについても、それぞれどういう回答だったかをまとめていきます。

今回のお話は、最寄りのハローワークの回答です。(2016年ごろ)
アフィリエイト・ポイントサイトの収入については、基準がないのが現状のようです。
そのため、ハローワークによっては回答が違う可能性がありますので、ご注意ください。

在宅ワーク(アフィリエイト)で失業手当が減額される基準

副業でよく聞くアフィリエイト。
ブログをやっている人なら一度は聞いたことあるのではないでしょうか。
自分のブログにも広告を貼ってみたり、商品を紹介してみたり。
でも収入はホントにわずか、お小遣いにもならないわ~という方も多いと思います。

私も月数千円程度なので、申告の必要はないのかなぁと思っていました。
でも雇用保険説明会の説明では「たとえ家業の手伝いで無給だったとしても申告はしないとダメ!」とのこと。

しかも申告しなかった場合、それがわざとじゃなくても不正受給となってしまうんです!。
見つかったら失業手当没収&さらに損害賠償も科せられます。
そして不正は必ず見つかる・・・と。

「とは言ったって、私は平気~♪ばれないっしょ(o ̄ー ̄o) ムフフ」

こんな感じで申告も相談もしないのは、危険行為。
そこで窓口の人に思い切って聞いてみることにしました。

Q.そもそも在宅ワーク(アフィリエイト)は申告する必要ありますか?

最終的な回答としては、「申告する必要あり」とのことでした。

ただ、「アフィリエイトってなんですか?」から始まったので、窓口の方にアフィリエイトを説明するのが大変でした^^;
一通り説明をしたところ、「たとえ少額でも収入が発生しているなら申告する必要あり」とのことでした。

Q.失業認定申告書の書き方は?~仕事をした日の書き方~

これがとにかく大変でした。

失業認定を受けようとする期間に仕事をしたか、収入があった日、収入額を記入する欄があります。
img_2603

就職・就労をした日は〇印・・・4時間以上
内職・手伝いをした日は×印・・・4時間以内

作業内容ではなく、時間で分けるようです。
なので内職を4時間以上やったなら〇印、アルバイトでも4時間以内なら×印ってわけです。

ちなみに〇印にすると、その日は失業状態ではなかったと判断されるので失業手当はもらえません。
ただし給付日数が減るわけではなく、後でちゃんともらえるので受給期間が伸びるだけです。

これを前提として、まずアフィリエイトの作業をどこまでと見るのか・・・
ブログの記事を作成するには、いろいろ調べたり体験・検証したりする必要がありますよね。
単純にブログ記事をライティングしているだけではなく、合間に調べたり、時には日をまたいで検証したり・・・

どこまでをアフィリエイトの作業と見なすかを聞いてみました。
回答は・・・「その作業をアフィリエイトのためにやっているのかどうかで分けてください」とのこと。
つまりあなた自身で決めてください、ってことですね^^;

例えば商品レビューをする場合、
・その商品を使ってみてよかったから紹介するパターン
・ブログに載せたいから(アフィリエイトのために)その商品を使ってみたパターン

どちらかというのは正直ブログを見ただけでははっきりとはわかりませんよね。
つまり基準はないから、申告されたものを信じますよ、ということでした。

Q.失業認定申告書の書き方は?~収入があった日の書き方~

失業認定申告書の2番目の項目に、内職・手伝い(4時間未満)をして収入を得た場合「いつ・いくら」収入があったのかを記入する欄があります。
img_2603

アフィリエイトの場合、これが非常に難しいです。
収入があった日は振込日なので明確ですが、金額をどうするか。

例えば楽天のアフィリエイトをやっている場合は、3000円までは楽天スーパーポイントで付与。
3000円以上は楽天キャッシュで付与&現金換金する場合は手数料がかかります。
こんな感じで現金として付与されるわけではないこともあるし、googleアドセンスは最低振込金額が8000円となっているので8000円に達するまでは振込もされませんよね。

このあたりの事情を説明したところ、以下の回答でした。

★ポイント付与の場合
ポイント付与の段階ではなく、そのポイントで買い物などで使った日と金額を申請すればok
またアフィリエイトで得たポイントなのか、それ以外(買い物など)で得たポイントなのかの区別はご自身にお任せするとのこと。

★最低振込金額がある場合
振込があった時だけ申請すればOK。
ただしその振り込まれた金額のうち、失業手当受給期間以外の分は除いてOK。

さらに問題なのがアフィリエイトの場合って、たとえ今日売り上げがあってもその売り上げが1年前にアップしたブログ記事からの可能性もありますよね。
あくまでも失業手当受給期間の作業で得た収入の申請が前提なので、これはどうなのか。

「調べられるなら調べて申請してほしい」とのことでした。
つまりどのページからクリックや購入をしたのかを調べろとのこと。

アクセスが多い記事はわかりますけど、そこまで詳細なアクセス解析をしていなかったのでできるかどうかもよくわからず。
困っていたら、あくまでも「もし調べられるならでいいですよ」とのことでした。

お言葉に甘えて、調べることについてはお約束はしないでおきました。

Q.どれくらい稼ぐと減額されるの?

基本的には月数千~1万くらいな私なので減額されることはないだろうなぁと勝手に想像はしていました。
回答は予想通り「これくらいなら減額はまずされません」でした。

嬉しい反面、それだけ稼げてないってことですけどね^^;

減額される基準は「おおよそ基本手当日額の8割以上の収入があった場合」とのこと。
減額される額などは計算しないとすぐにはわからないそう。
4時間未満のアルバイトや内職などで基本手当日額の8割以上の収入を得る可能性がある場合は、あらかじめハローワークで確認した方が良いと思います。

ちなみに収入金額を作業日で割った金額で計算するようです。

作業日:10日(×印をつけた日数)
収入金額:1万円

この場合は「1000円/日」稼いだとして、減額計算するようです。
これが3000円以上となると怪しくなりそうですね。

ポイントサイトで失業手当が減額になる基準

副業という感覚でやっていたわけではないですが、ポイントサイトも収入を得ているので確認してみました。
ポイントサイトについては、前項のポイント付与についてと同じ回答でした。

★ポイント付与の場合
ポイント付与の段階ではなく、そのポイントで買い物などで使った日と金額を申請すればok
またアフィリエイトで得たポイントなのか、それ以外(買い物など)で得たポイントなのかの区別はご自身にお任せするとのこと。

とりあえずポイントサイトとは言え、収入があるなら申告は必要だそうです。
ただ、基準はなくあくまでも申告ベースで問題ないそうです。

FXで失業手当が減額になる基準

最後に副業として長年やってきたFX。
これの利益を収入とみなすのでしょうか。

答えはFXなどの投資に関しては、収入とみなさないので申告する必要がないそうです。
私はそれほどまめに取引はしていないですが、たま~にですが1日で2万とか稼いじゃう時もあるのでよかったです。

さいごに

副業の中でもアフィリエイトやポイントサイトの収入に関しては、「基準がない」というのが現状のようです。
今後そういう人が増えれば対策を講じるかもしれません。
でも今のところは、申請者自身のモラルに任せる部分が多いみたいですね。

それから失業手当受給中はアルバイトすると、受給がストップすると思っていましたが違うんですね。
4時間以内のアルバイトで収入が基本手当日額の8割以内なら減額されない可能性が高いです。
失業してから期間が空いてしまうと、社会復帰がどんどん難しくなるのでアルバイトをしながら仕事を探してみるのもよいかもしれません。

先日、初回認定をしてきました。
「すべて×印・収入なし」で申請してきました。
今回の認定期間の作業に対する広告収入に関しては、間違いなく来月以降の振込になるので今回はこれでOKでした。
また作業時間についても特に何も言われず、×印でも特に質問なくそのまま受けてくれました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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さなくらのプロフィール

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40代のシングルマザー。
借金生活から在宅ワークで収入を増やし、子供に「おかえり」と言える環境を実現。
お金と仕事と育児に悩んだ経験をもとに、同じ悩みを持つ方に向けてノウハウを発信しています。
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