20代前半で車の免許を取りました。
ただ車を買うこともなく、20年の時が過ぎ、
気づいたらその間に車の運転をしたのはわずか4回。
しかも、最後に乗ったのは、15年前。
しかも、その最後のドライブで事故に遭いそうに。
そんな風に思っていました。
そんなアラフォー女が、カーライフに憧れを抱き、
ペーパードライバーを克服できたきっかけは、「娘と車の存在」でした。
アラフォーシングルマザーの私が、一念発起しペーパードライバー克服。
その体験談をお話したいと思います。
*運転の技術に関することではなく、あくまでも気持ちの問題のお話です*
ペーパードライバーになったきっかけ
私がペーパードライバーになったきっかけは、
単純に車を持っていなかったから。
普通は車の免許を取ったら、
親の車で練習したり、車を買って練習したりするんですよね、きっと。
でも私の場合は、それができませんでした。
なぜか・・・
当時、同棲していた彼氏と車を一緒に購入しようという話に。
そして、購入するなら一人で運転はいやだ、というので私も免許を取ることになったのです。
めでたく免許取得したのですが・・・

そんな一言で、私の車の免許は高い身分証明書に早変わり♪
自分で車を買うことも考えましたが、
貯金ゼロ、借金しまくりの当時の私には、とてもとても。
結果、任意整理をするまでになったため、
カーライフを楽しむなんて100万光年先のかなたにある遠すぎる夢でした。
車がないと生活できない、わけではないけど
車を購入することを断念はしましたが、
生活するうえで、車は必需品ではありませんでした。
買い物も、駅までの距離も、
公共交通機関か徒歩で十分。
そんな風に思っていました。
そんな考えが変わったのは、シングルマザーになってからでした。
娘が小さいうちは、自転車に乗せてどこにでもいけたので、
あればいいよなーとは思いました。
どんどん大きくなる娘。
だんだん体力が減っていくアラフォーな私。
そう思ったとき、岩より重い私の腰を上げることにしました。
とはいえ、実際に上がるまでに3年かかりました。
ペーパードライバー教習さえ受ければ、
カーシェアで運転しようと思えばできたし、
やろうと思えば、もっと早くにできていたはず。
でもできなかったのは、やっぱりやらない理由を正当化していた気がします。
- ペーパードライバー教習ってお金かかるから無理よね。
- カーシェアが近くにないし無理よね。
- 20年も運転していない人が運転するなんて、危ないよね
やりたい気持ちはあるけど、やらない理由を探して、
「だから私はやらないんだ」と自分を正当化して逃げていただけでした。
ペーパードライバーを克服できた一番のきっかけ
カーライフに憧れるし、体力的にも車が便利と思っても、なかなか最初の一歩が踏み出せない。
そんな私を本当に変えてくれたのは、「娘と車の存在」でした。
まず、娘。
ぶっちゃけ、私ひとりだったら、車なしのままでもよかったと思います。
でも、大切な大切な娘との生活を考えたときに、
やっぱり、車が必要だよね、という結論になりました。
- 習いごとの送り迎え
- 一緒に買い物
- 旅行もしたいよね
- 病気やけがをしたときに、自転車じゃきついよね
確かにすべて他の手段もあります。
トータルコストで考えたら、他の手段の方が金額を抑えることもできます。
でも娘と話し合ったとき、
車のある生活を目をキラキラさせて話してくれたことが、私の背中を押しました。
押したんですが、それでもやっぱりまだ「やらない理由を探す癖」は治りません。
最終的に、ペーパードライバーを克服できたのは、
「運転をせざるを得ない環境を作ったこと=車を買う」でした。
車買ったのに運転しないとか、それこそムダ遣いです。
やるかやらないか、その差は気持ちだけではなだめ、環境も整えるべきだと痛感しました。

まとめ
私の場合、「車がない」という環境のせいでペーパードライバーになりました。
そして、「車を買う」という行為で、強制的にペーパードライバーを卒業しました。
きっかけは人それぞれだとは思います。
ペーパードライバーを脱却したいと思っているけど、
なかなかできないのであれば、こんな振り返りをしてみてはどうでしょうか。
「できない・やらない理由を探して言い訳をしていないか」
カーライフは生活が豊かになりますが、出費も責任も増えます。
自分にとって心地よいバランスを模索することも大切なことだと思っています。
いろいろな考え方があると思いますが、参考になったのであれば、幸いです。
